
みなさんこんにちは!w i t h . i 公式キャラクターのいちごです😄今日は「その建物、本当に省エネ?」をテーマにしていきます🍏よろしくお願いします!

皆様こんにちは、株式会社 w i t h . i の松永 和也です😊本日もどうぞ宜しくお願い致します。

最近は極端に暑くなったり、寒くなったり季節感が薄れてきた感じがしますよね

そうですね、いきなり冬になったり、春が終わったらいきなり夏日になったり。住まいの高性能化は耐震性能だけでは足りなくなってきていますね

更に、電気代の高騰、物価上昇でうんざりです。

だからこそ、これから家を建てる方は住宅の断熱性能を考慮してみる事をおすすめしたいですね。

でもそんな事はメーカーの方でちゃんと考えてくれている住宅になっているんじゃないんですか?

「最低限」と言う意味ではその通りですね。断熱も耐震もそうですが、義務値と言うのは下限が基準に設定されています。

下限?つまりその中での最低値が基準になっていると言う事ですか?

おっしゃる通りです。

断熱や耐震にもその基準があると言う訳ですね

はい、断熱については必ず確認した方が良いポイントは【断熱等級】です

「耐震等級」は聞いた事ありますけど、断熱等級もあるんですね。

はい、正確には「断熱等性能等級」と言いますが、日常的には「断熱等級」という事がほとんどですね。断熱等級は1~7段階です。 7に行くほど高断熱になります。

断熱等級は高ければ高いほど高性能ですか?

その通りです。7が最高等級で、2025年から最低でも4が義務化されています。

じゃあ、もう1~3は建築出来ないのですね。それくらい断熱としての機能が悪い家と言う事か。

2030年からは断熱等級5の義務化が決まっています。国は時間を掛けて段階的に基準を変えていきます。(参考記事は下記へ)

いきなりやると対応できない建築会社が出てくるからですね。

そうです。なので、これからお住まいを建築されるなら最低でも【断熱等級5】をおすすめしたいですね。

断熱性能が良い事によるメリットは何があるんですか?

家の中での寒暖差が出来にくいので冬はヒートショックのリスクが下がる事です。夏だったら設定温度が高めでも涼しくしやすいので冷房病や冷えにつながるリスクも下げられますね。

快適になるというのは嬉しいですね

はい、デザインや流行にはいずれ飽きが来るかもしれませんが、快適さに飽きるという事はありませんからね。

そうですね、快適さに飽きる事はないです。他にはありますか?

たくさんありますよ。電気代が安くなります。夏も冬も少ないパワーで冷房も暖房も使用出来るため、電気代が安くなります。電気代が安くなれば、日常生活でも出来る事の選択肢が増えます。

確かに、消えてなくなるエネルギーに頑張って働いたお金を掛けるくらいならランチやお出掛けに使いたいです

おっしゃる通りです。税金は高くなる一方で物価上昇も止められない。それで光熱費まで高い家を建ててしまうと、いよいよゆとりを圧迫します。頑張って節約したとしてもその努力が報われない程、物価上昇していますからね。

でも、最近はどこの住宅会社も「うちは省エネです」って言ってますよね?

そうですね、その通りかもしれませんが、建築後は二度と変更が出来ない機能の部分はご自身の目で直接確認した方がいいと思いませんか?

はい、確認した方が確実に良いと思いますがどうやってするんですか?

方法は2つあります。
ひとつ目:その会社の実績を調べる事
ふたつ目:実際に建てた人の話を聞く
この2点です。

一つ目の実績を調べるとはどう言う事ですか?

公的なデータを調べるとすぐにわかります。その前に「省エネ」の定義を決めておきましょう。省エネ住宅の基準に【ZEH】と言う住宅があります。ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略で「ゼッチ」と言われています。ZEHは断熱等級5を満たす必要があるのです。これを基準に比較や検討をしてもらうと分かりやすいと思います。 またZEHと正式に認定されるためには国(経産省や環境省)の基準に則った住宅性能で建築をしないといけません。

ZEHの建築データを調べるという事ですね。ZEH認定には審査もあるという事ですか?

その通りです。建築される住宅がZEH基準を満たしているかを一般社団法人 環境共創イニシアチブに申請して認定される必要があります。実際に認定されている各社の実績がどれだけあるかを「環境共創イニシアチブ」のホームページから調べる事が可能です。(申請をするためには、国から認証を受けた建築会社しか申請出来ない)
↑このページの「過年度のネット・ゼロ・エネルギー・ハウス実証事業 ZEHビルダー/プランナー一覧」をダウンロードして下さい。エクセルデータの中で気になる住宅会社を検索→その会社のZEH実績が閲覧出来ます

これで何がわかるのですか?

その会社が現実に建築した住宅で毎年何%がZEHの認定を受けているかがお分かり頂けます。

つまり店頭でどれだけ「うちは省エネですよ」と言われていてもZEHの比率が低いと実際に住んだ時に省エネじゃないと言う事が起きるリスクがあるのですね。

はい、おっしゃる通りですね。それだけではありません。例えば、ZEH率が10%だとしましょう。その会社はZEHレベルの断熱材の仕入れから、大工、監督その仕様の建築に慣れていない事になります。ですので、認定上はZEHかもしれませんが申請上の品質が出ていない事も懸念事項でありますね。それがダメなのではなく、だからこそ、気になるメーカーがある際は2つ目の【実際に建てた人の話を聞く】と言うのがとても重要になります。

確かに、実際に住んでいる人の話や体験談を知ると言うのは大切だと思います。

例えば、不動産投資を始めようと思った時に、不動産投資をやった事がない人の意見を聞きますでしょうか?聞きませんよね。理由はリスクが伴うからですよね。なので、実際に経験をしている人にアドバイスを聞くのと同じです。

確かに、どこまでいってもリスクはゼロにはならないものの、経験談、体験談はリスクを減らすためには大切です。自分だけの家や暮らしじゃないですからね。

そうですね、店頭での話を聞いてみて良いなと思ったら出来るだけ施主の話を聞ける機会を設けてもらう事をおすすめしたいと思います。

そんな機会なんてあるんですか?

はい、ございます。①担当者に手配してもらい施主の話を聞きに行き参考にする②youtubeやsnsで施主のブログや投稿を参考にするです。

その際の注意点は何かありますか?

その情報に振り回され過ぎず、あくまで参考にするという事ですね。価値観や表現も個々で違うため、伝え方や受け取り方で100%伝わるとは思いません。なのでポジティブな意見もネガティブな意見もあくまで自分自身のリスクを下げるための重要な参考にしてもらうといいと思います。

最終的な判断はあくまで自分自身ですもんね。

とは言え、やはり営業担当の話だけを鵜呑みにするだけよりは遥かに有益な情報が聞ける事は間違いないですね。

家を建てるとなると本当に情報が重要な事がわかりました。

そうですね、ご理解頂けてとてもありがたいです。情報や知識は失敗と後悔を減らせる大切なものになりますね。

今日のおさらいですが、1つ目は実績をデータで調べる。2つ目は実際の経験者の話を聞くですね!

はい、その通りです。一生に一回の家づくりです。信じるものはご自身の目で見て、実際に触れてみたもので決めて頂く事をおすすめしますね😊

本日もありがとうございました!次回のテーマは「土地を見に行く時にここを見ないと後悔するポイント」をテーマにご紹介したいと思います!またお会いしましょう😄🍎

皆様、本日も貴重なお時間の中ご覧下さいましてありがとうございました。またお会いしましょう😊